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国内旅行に行っても飛行機に乗っても大丈夫?定期航空協会が発表した航空分野における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインの紹介。
県外の移動制限が解除され今後国内旅行が増える見込みです。移動手段として飛行機を選択する可能性がありますね。
2020年5月中旬(5月末改定)に定期航空協会より“航空分野における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン“が発表されました。本記事では定期航空協会のホームページに掲載されたガイドラインをエリアごとに紹介します。
・移動制限が解除されたので国内旅行を考えている
・航空会社や空港の新型コロナウイルス対策が知りたい
機内のコロナ対策を確認したい方は目次より“飛行機内における感染拡大予防策“に飛んでください。
空港・飛行機利用者向けのコロナ対策
まずは利用者に対する航空会社職員や空港勤務従業員の感染予防策について。
・ターミナルビル管理者や航空会社と連携して感染予防策に取り組む
・航空会社や空港の HP 等において利用者に対して事前周知を行う
1,ターミナルビル全般
空港到着時のチェックインカウンターや保安検査場に向かう場面の対策となります。
・ 他人と共用する物品や手が頻回に触れる箇所を工夫して最低限にすること。
・ 消毒液等については、ターミナルビル入口など適切な場所に設置すること。
・ 旅客に対してマスク着用を要請すること(幼児及び着用が難しい理由のある旅客を除く)。
・ 強風等やむを得ない場合を除き、自動ドアを優先的に運用し手動で開閉するドアの運用は必要最小限とすること。
・体温測定の結果、37.5°C以上の発熱があり、咳や倦怠感等の症状が見られるなど感染症が疑われる場合は、搭乗のとりや めを要請すること。
・ 発熱等の症状がある場合は、航空便の利用を厳に慎んでいただくことに ついて、ターミナルビル館内アナウンス等を活用して利用者に周知。
2,ターミナルビル(出発フロア/到着フロア)
保安検査前及び飛行機到着後のエリアでの対策内容はこちらです。
・ 可能な限り換気を行うこと。特に、換気の悪い場所については立入禁止とすること。
・ テーブル・椅子について、「三つの密」を回避する観点から、配置の見直し、一部席の使用禁止等を行うこと。
・ 旅客と応対する従業員は、マスク着用を原則とするとともに、手袋等の装着を促すこと。また、始業時、休憩前後、終業時など、こまめに手洗 い等を行うこと。
・ チェックインカウンター、二次交通機能のカウンター、案内所等については、必要に応じ、アクリル板や透明ビニールカーテン等により、従業 員と旅客の間を遮蔽すること。
・ 自動チェックイン機、旅客案内用のタッチパネル、椅子の背もたれ、テ ーブル、公衆電話、手すり、エレベーターのボタン、手荷物カート等の 高頻度接触部位については、利用頻度に応じて消毒を行うこと。
・ チェックインカウンター、自動チェックイン機、手荷物預け所など、旅客が列を作る場所については、床に一定の間隔(できるだけ2m、最低 1m。以下同じ。)ごとに旅客が待つ場所の目安を示すなどにより、列に並ぶ旅客同士の間隔の確保を促すこと。また、列に並ぶこと自体をなくすため、空港到着前や非接触によるチェックインや自動チェックイン機・自動手荷物預け機の利用を促すこと。
3,保安検査場
空港チェックインが完了し、保安検査を受ける際のコロナ対策です。
・ 可能な限り換気を行うこと。
・ 保安検査基準の遵守を前提として、検査員と旅客・手荷物の接触が必要 最小限となるように検査を実施すること。
・ 空きレーンが多い場合については、保安検査業務の効率性を損なわない範囲で、運用レーン同士の間隔を空けること。
・ 保安検査従事者は、手袋・マスクの着用を原則とするとともに、始業時、休憩前後、終業時など、こまめに手洗い等を行うこと。
・ 保安検査場を通過した(又は通過前の)旅客に対して、手指のアルコール消毒を要請すること。また、トレイは定期的に消毒を行うこと。
・ 床に一定の間隔ごとに旅客が待つ場所の目安を示すなどにより、列に並ぶ旅客同士の間隔の確保を促すこと。また、長蛇の列とならないよう、 必要に応じ、並ぶ人数を制限すること。併せて、ポスター掲示等により、旅客同士の会話を控えるよう促すこと。
4,ターミナルビル(出発フロア・保安検査後旅客向け)
保安検査場を通過し、搭乗を待つ出発フロアスペースでのコロナ対策です。
・旅客への呼びかけについては、館内放送、拡声機等を活用すること。
・待機している旅客が密集しないよう誘導等の必要な対応を取ること。
・可能な限り換気を行うこと。特に、換気の悪い場所については立入禁止 とすること。
・テーブル・椅子について、「三つの密」を回避する観点から、配置の見直し、一部席の使用禁止等を行うこと。
・ 旅客向けカウンター等については、必要に応じ、アクリル板や透明ビニールカーテン等により、従業員と旅客の間を遮蔽すること。
・旅客と応対する従業員は、マスク着用を原則とするとともに、手袋等の装着を促すこと。また、始業時、休憩前後、終業時など、こまめに手洗い等を行うこと。
・旅客案内用のタッチパネル、椅子の背もたれ、テーブル、公衆電話、手すり、エレベーターのボタン等の高頻度接触部位については、利用頻度に応じて消毒を行うこと。
・旅客向けカウンター、搭乗口前、バスゲート前など、旅客が列を作る場所については、床に一定の間隔ごとに旅客が待つ場所の目安を示すなどにより、列に並ぶ旅客同士の間隔の確保を促すこと。併せて、円滑に旅客誘導できるよう工夫に努めること。
5,入出国審査場・手荷物受取所等(到着フロア)
国内線の場合は手荷物受取所となりますが、国際線の場合は入国審査場も含まれます。
・可能な限り換気を行うこと。
・テーブル・椅子について、「三つの密」を回避する観点から配置の見直し一部席の使用禁止等を行うこと。
・ 受託手荷物のピックアップなど、安全確保上必須ではないサービス業務について、一時中止を含め、適宜見直しを行うこと。
・入出国審査場前、ラウンドテーブル付近など、人が列を作る場所や密集が見込まれる場所については、床に一定の間隔ごとに旅客が待つ場所の目安を示すなどにより、旅客同士の間隔の確保を促すこと。併せて、ポスター掲示等により、旅客同士の会話を控えるよう促すこと。
飛行機内における感染拡大予防策
飛行機内での基本対策はこの3つです。
・機内の全空気が約3分で常時入れ替わるものとなっている
・国際線の長距離便についてもさらに感染拡大予防策を徹底する。
①機内座席
・旅客に会話をなるべく控えることを呼びかけるとともに、マスクの着用を要請すること(幼児及び着用が難しい理由のある旅客を除く)。
・機内で息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の症状が見 られる者が発生した場合の対応として、隔離スペースを設けるなどの手 順を明確にすること。②機内食・飲料サービス
・必要最小限の提供としつつ、食事・飲料を提供する際には提供者はマスク・手袋の着用を原則とすること。
・国内線については、原則として機内食や飲料の提供においては、旅客との接点を最小限とするようなサービスの簡素化の工夫をすること。
・国際線については、例えば、ボックスミールの提供やモノチョイスな ど、サービス提供に要する時間が極力短くなるように工夫すること。③機内トイレ
・蓋のあるトイレについては、蓋を閉めて汚物を流すよう案内すること。
・利用者に利用前後での手洗いの徹底を呼びかけるとともに、マスクの着用を要請すること(幼児及び着用が難しい理由のある旅客を除く)
・ドアノブや水道の蛇口など、利用者が触れる場所は、定期的に洗浄を行うこと。特に国際線の長距離便については、フライト中に複数回にわたり、洗浄を実施する。④機内消毒
・(上記機内トイレのほか、)座席のテーブル、肘掛け、モニター画面やコントローラーなど、利用者がよく触れる箇所は、消毒を行う。
航空業界のコロナ対策ガイドラインのまとめ
航空会社のガイドラインについて紹介しました。
航空会社など十分にコロナ対策をされています。旅行者側も気を付けながらであれば旅行を楽しめる状況に変化しています。
飛行機に乗るのはまだ早いと感じている方はこちらの2つの記事をお勧めします。
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自分に合った旅行を楽しんでくださいね。Have a nice trip!
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